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史跡紹介

天城城跡

カテゴリー:城・館 | ◇アクセス

 読みは「てしろじょう」跡。永禄4年(1561)の川中島の戦いで、上杉謙信が陣を構えた妻女山(さいじょざん)から続く尾根上の天城山(694m)に築かれた城。同じ尾根にある鞍骨(くらぼね)城の出城と考えられている。

 長野市と千曲市の境界の尾根に位置し(長野市松代町清野・千曲市生萱)、北尾根に妻女山、西尾根に唐崎山(からさきやま)城、南西尾根に鷲尾(わしお)城、南東尾根に鞍骨城があり、それぞれの尾根が天城城を基点に終結分岐する。


城跡より海津城方面を望む


城跡より鞍骨城跡を望む

 天城城跡へは、妻女山から鞍骨山方面への「あんずの里ハイキングコース」をたどり、約1時間ほど。天城山山頂には、坂山古墳ともいわれる石室の跡が残っている。

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