旧樋口家住宅

旧樋口家は江戸時代、松代藩10万石を治めた真田家の家臣として、藩の目付役などを務め、江戸時代末期は禄高が230石でした。
松代城のすぐ東南に位置する殿町は、城の正面口にあたる大御門(大手門)にも近く、上級武士が多く住む武家屋敷町であり、この中で樋口家は、真田邸(新御殿)に隣接し、中心的な位置にありました。
江戸時代の樋口家住宅は、他の藩士たちの住宅と同様、一種の公舎でした。
敷地のほぼ中央には泉水路が東西に流れ、敷地の南側は、現在は雑木林と竹林、庭園ですが、樋口家の時代は畑として使用されていました。一方、北側には主屋を中心とした建物があり、現在は主屋、土蔵、長屋、屋敷神の祠、表門、土塀、板塀がありますが、表門については、移築されてきたものといわれています。 このうち、主屋、土蔵、長屋の3棟が長野市の文化財(建造物)に指定されており、中でも主屋と土蔵は建築年代がわかります。
現在「NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会」が管理運営を行い、まち歩きの拠点のひとつとなっております。

住所 〒381-1231
長野市松代町松代202-1
お問い合わせ 026-278-2188
ホームページURL http://www.sanadahoumotsukan.com/facilities/facility.php?n=9 マップコード * 177 834 071*48
アクセス方法 長野ICから約2km
JR長野駅から松代行きバスで約30分「松代駅」下車+徒歩3分
駐車場情報 真田宝物館前駐車場:大型バス3台、乗用車約20台
営業時間 開館時間 9:00~17:00
11月~3月は9:00~16:30
※入館は閉館30分前まで
定休日 年末年始(12月29日~1月3日)
料金 無料

* 「マップコード」および「MAPCODE」は(株)デンソーの登録商標です。

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