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信玄・謙信一騎討ち!戦記「甲越信戦録」 巻の八を掲載

更新日:2007.07.06

現代語訳で読む、戦記「甲越信戦録」巻の八 (最終巻)を掲載しました。
第4次川中島の戦いの後半、信玄・謙信の一騎討ちをクライマックスに、武田軍の奮戦、北へと兵をひいていく上杉軍の様子をじっくりとお楽しみください。甲越信戦録は、この「巻の八」が最終巻です。

★当サイト内「動画で見る 第4次川中島の戦い」では、両軍の位置関係、時間の経過もあわせてアニメーションご覧いただけます。甲越信戦録と巻の8とあわせて、是非ご覧ください。

「甲越信戦録」巻の八 もくじ

巻の八では、武田方・山県昌景、上杉方・鬼小島弥太郎の「武士の戦い」に始まり、主人を助けた忠臣・桑山茂見のエピソードを掲載。自分そっくりの影武者を本陣置いていた信玄が、なぜ上杉軍に「本物」を見破られたのか?そして、信玄・謙信の一騎討ちの顛末は?といった最大のクライマックスを掲載。妻女山を攻めた武田軍の「啄木鳥(きつつき)隊」が八幡原になだれこんでからの激戦の様子もしっかりと書きとめられています。川中島の戦いの終焉までを、ぜひご覧下さい。

一、武田義信・山形昌景働きのこと
二、小笠原若狭守死を遁れること
三、信玄・謙信直戦のこと
四、妻女山十頭来ること
五、丹波島引き口のこと
六、謙信引き取りのこと
七、直江、甘粕引き取りのこと
八、川中島の戦終わる
九、村上義清殿のこと

◆補足
『甲越信戦録』は史書ではなく、地元の愛好者の間で写本から写本へと伝えられてきた戦記物語です。このため、史実と異なる記述(実際には存在しないとされる戦いや人物についての記述、出来事の年月日が違うなど)も数多く見受けられます。

当サイトの『現代語で読む・戦記「甲越信戦録」』では、できるだけ原文の表記を尊重した岡澤由往氏の「戦国哀歌 川中島の戦い 甲越信戦録」に基づいて掲載しています。

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