水野美術館 開館20周年記念「横山大観展 ~語る大観、語られる大観」

明治から昭和にかけ日本画壇をけん引した巨匠・横山大観(1868-1958)。1937年に制定された文化勲章では日本画家初の受章者に選ばれ、名実ともに揺るぎない地位を確立しました。また大観は、自叙伝やインタビューといった文章・記事等が数多く残された画家でもあります。これは、数えで90歳まで生き、画業自体が長かったことはもちろん、つねに画壇の中心に立って注目を浴び、折々で話題に事欠かなかった大観らしい特徴と言えるでしょう。
一方で、大観にまつわる過去の回顧展のなかで、そうした言葉に焦点を当てられることはほとんどありませんでした。そこで本展では、県内外で所蔵される大観の初期から晩年の約70点の名品をご紹介するとともに、画家自身や他者によって語られた言葉にも注目します。折々で残る言葉の数々からは、時にその制作態度や人柄までもが偲ばれることでしょう。単に「巨匠」とはくくれない、画家・大観の人間としての姿にどうぞ触れてみませんか。

※会期中、一部展示替えあり
(前期:4月8日(土) ~ 4月30日(日)、後期:5月2日(火) ~ 5月28日(日))

開催期間 2023年4月8日(土)~5月28日(日)
会場 水野美術館
住所 長野市若里6-2-20
料金 一般1,200円、中高生700円、小学生400円
駐車場 有り
(会場と同じ)
問い合わせ先 水野美術館
電話番号 026-229-6333
URL https://mizuno-museum.jp/exhibition/2023_04_exhibition/
備考